ドラマ『マイファミリー』真犯人・完全ネタバレ解説

TBS日曜劇場として2022年4月〜6月に放送された『マイファミリー』(主演:二宮和也・多部未華子、脚本:黒岩勉)。「娘を助ける唯一の方法は警察排除」という設定で毎話視聴者を翻弄し続けた本作の真犯人・全事件の真相を解説します。

作品概要

項目内容
放送TBS日曜劇場 2022年4〜6月(全10話)
主演二宮和也(鳴沢温人)、多部未華子(鳴沢未知留)
主な共演賀来賢人、濱田岳、玉木宏、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、高橋メアリージュン、珠城りょう
脚本黒岩勉
主題歌Uru「それを愛と呼ぶなら」

登場する4つの誘拐事件

物語は連続誘拐事件を軸に展開します。

事件被害者備考
第1の誘拐東堂の娘・心春5年前に発生。行方不明のまま物語が始まる
第2の誘拐鳴沢温人の娘・友果本編の起点となる事件
第3の誘拐阿久津の娘・実咲温人が共犯者と疑われる
第4の誘拐同上(継続)真犯人が浮上するきっかけに

真犯人:神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎(富澤たけし)

最終回で明かされた真犯人は神奈川県警捜査一課長・吉乃栄太郎(演:富澤たけし)でした。捜査する側の警察幹部が黒幕という衝撃の展開に、放送直後SNSは「うわああああ」「マジか」「嘘でしょ」の声で溢れました。

犯行の動機と経緯

吉乃は過去に東堂の妻・亜希(珠城りょう)と不倫関係にありました。その関係を東堂の娘・心春が目撃しており、心春は友人の実咲に「母の浮気相手が吉乃だ」と打ち明けていました。

吉乃の犯行の動機は驚くほど単純です。「家族に不倫がバレるのが怖かった」——それだけです。証拠となる写真データを持つ実咲を沈黙させるために、実咲を誘拐したのが吉乃の直接的な犯行でした。

東堂の役割

元刑事の東堂(濱田岳)は、娘・心春の誘拐事件の模倣犯として別の誘拐を実行していました。吉乃はその事実に気づき、東堂に自分の罪をすべて被せようと画策。自身の犯行を東堂の仕業に見せかけながら、捜査一課長として捜査を内側から誘導するという二重の悪辣さが最終盤で明かされました。

温人の言葉がテーマを凝縮

真相を聞いた温人が「なんでこんな写真のことで」と疑問を口にすると、葛城(玉木宏)は「家族にバレるのが怖かったそうです」と答えます。温人は静かに「怖がる存在じゃないんだよ、家族は」とつぶやく——このセリフが本作のテーマ「家族の絆」を最後に象徴する場面として視聴者の心に刻まれました。

容疑者として名前が挙がっていた人物たち

人物演者疑われた理由
東堂樹生濱田岳娘・心春が行方不明で動機あり、実際に一部の誘拐を実行
東堂亜希珠城りょう姿を消していた
葛城玉木宏捜査に不自然な動きが目立った
阿久津晃松本幸四郎温人のビジネスライバルとして接触が多かった
吉乃栄太郎富澤たけし真犯人。捜査一課長という立場で疑われにくかった

視聴者の反応

最終回放送直後から「芸人・富澤が黒幕」という驚きがSNSを席巻しました。「テセウスの船(同じく黒岩勉脚本)に続いて芸人が犯人パターン」という指摘も相次ぎ、脚本家・黒岩勉の得意とする「意外な人物への犯人設定」が話題になりました。東堂に対しては「救いが欲しかった」「胸が痛い」という同情の声も多く、悲劇的な結末を迎えた東堂のキャラクターも本作の記憶に残る存在となっています。


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